2020.02.29JAMP活動日記

JAMP活動日記(2020年2月)

わざわざプレスリリースとして公表するほどでもないことやプレスリリースで伝えられなかったことなど、日本資産運用基盤(JAMP)の毎月の活動を4コマでレポートします。

① 新型コロナウィルス拡大への対応

新型コロナウィルス感染リスク拡大を受け、多くの企業・団体が大規模イベント開催自粛やリモートワークへの切り替え等の対応を進めていますが、弊社・JAMPも今月はその対応に関する判断を迫られました。

まず、3月3日(火)に開催を予定していた「リテール金融のパラダイムシフトと新時代のIFAビジネス」セミナーについて、既に120名超もの参加申し込みを頂いておりましたが、ウィルス感染リスクを鑑み、開催中止の決定を致しました。

年度末のお忙しいところスケジュールをご調整頂いていた皆さまにお詫び申し上げるとともに、状況が落ち着いてきたタイミングで改めて開催を検討致しますので、その際に再度ご検討を頂きますようお願い申し上げます。

また、弊社は業務運営内容や体制がまだ十分にリモートワークに対応できていため、役職員全員に自宅等からリモートワークを義務付ける等の対応はすることができないものの、出退勤時間や勤務場所等については、担当するお客様や案件等を考慮しつつ、各自判断に委ねるという方針とさせて頂いています。

② 東京都主催イベントのお手伝い

2月3日(月)に東京都FiNexus主催で開催された「Asset Management & Fintech ネットワーキングイベント」のお手伝いを裏側で少しさせて頂き、弊社メンバーもイベントに出席させて頂きました。

今回のイベントは昨年実施された資産運用会社向けネットワーキング(第1回)とFinTech企業向けネットワーキング(第2回)に続く第3回という位置づけのものでしたが、非常に多くの業界関係者が出席し、国際金融都市構想実現に向けた熱気を感じることができました。

弊社が活動を始めてからまだ2年弱という短い間ですが、新興・海外資産運用会社やFinTech企業をとりまくエコシステムが徐々に充実しつつあることを実感しています。

③ 地域銀行向けクラウドコンサルティング

金融機関向け新サービスとして、クラウドコンサルティングサービスをクラウド専門チームを中心に今月から立上げ、地域銀行様等を中心にご案内を開始しています。

金融業界においても一部の先進的な金融機関が各種システムをクラウドに移行する動きが少しずつ広まりつつありますが、地域銀行をはじめ殆どの金融機関は、自社内の専門家不足等もあり、 まだその検討にも着手できていない状況です。

このような金融機関の課題に対し、弊社はAmazon AWS及びMicroSoft Azureに知見のある複数のアライアンスパートナーと連携し、地域銀行等がそのシステムのクラウド移行を検討するに際し、複数のクラウドサービスを比較しつつ、最適な移行・運営を実現するサポートを提供するサービスを手掛けてまいります。

まず来年度第1四半期にかけて実験的なサービス提供を行なったのち、アライアンスパートナーとの事業提携を含め、正式にサービス提供を発表することを目指しています。

(おまけ)ますます注目が集まる茅場町エリア

先月のJAMP活動日記(2020年1月)の「おまけ」でも兜町・茅場町の新しい人気スポット「K5」をご紹介させて頂きましたが、なんと最近放映されている人気ドラマ「知らなくていいコト」ロケ地として茅場町が使われているようです。

弊社のアライアンスパートナーである平和不動産の担当者から「当社オフィスで(主演の)吉高由里子さんが撮影に来ました」との絶望的に遅い連絡(自慢?)が後から来て大騒ぎになる等、兜町・茅場町の金融スタートアップ界隈がひとときその話題で盛り上がりました。

先月もお伝えしましたが、JAMPがご支援している新興金融事業者や海外金融機関も続々とカヤバレーこと兜町エリアに集まってきており、この界隈がより一層にぎやかになっていくことを楽しみにしています。

日本資産運用基盤(JAMP)は、金融サービスに携わるすべての事業者やパートナー企業、専門人材にとっての、インフラとして、触媒として、日本の金融イノベーションを支える重要な役割を担ってまいります。